おんやく【音訳】
読者カード 用例 2015年07月15日 公開
| 用例: | 羅甸語ニ土龍ヲタラパト云フ、・・・塔剌不花ハ音訳トミヘタリ、 |
|---|---|
| 『畹港漫筆』 1827以前年 大槻玄沢(磐水) | |
| 語釈: | 〔名〕漢字の音(まれには訓)を借用して、外国語の音をあらわすこと。「仏陀(ぶつだ={梵}Buddha )」「襦袢(じゅばん={ポルトガル}gibao )」「合羽(かっぱ={ポルトガル}capa )」「倶楽部(くらぶ={英}club )」など。 |
コメント:僅かですが遡ります。なお、この言葉の「語誌」の記述との関連に要注意。
編集部:第2版では、『舎密開宗』(1837ー47)からの例が早いのですが、さらに20年以上はさかのぼりそうですね。ちなみに、2版の当該項目の語誌によれば、杉田玄白の『解体新書』(1774)の「凡例」に「直訳」とあるのが、「音訳」にあたるが、玄沢の『重訂解体新書』(1798)では「対訳」となっていて一定しない、としていますね。ということは、定着するのはそれ以降ということになり、本用例などはその最初期の例という可能性もありますね。
著書・作品名:畹港漫筆
媒体形式:その他
刊行年(月日):1827以前年
著者・作者:大槻玄沢(磐水)
掲載ページなど:早稲田大学・古典籍総合データベース中の、自筆原本写真による。 8/112
発行元:
