日国友の会

ぎさん【蟻酸】

読者カード 用例 2016年06月16日 公開

2015年01月11日 古書人さん投稿

用例:血中ニ酸化不全ノ成分(「キサンチン」、「ヒポキサンチン」、乳酸、酪酸、蟻酸、揮発性脂酸)ヲ含蓄シ
『病理総論 巻二』 1880年 著述兼出版人 三宅 秀
語釈:〔名〕カルボン酸の一つ。化学式HCOOH無色で刺激臭のある液体。蟻、蜂などの毒腺、松・樅(もみ)の葉、刺草(いらくさ)の刺毛などに存在する。工業的には、水酸化ナトリウム(苛性ソーダ)に一酸化炭素を反応させ、蟻酸ナトリウムをつくり、希酸で分解してつくる。弱酸性で、還元性がある。溶剤、染色、皮革のなめし加工などのほか、有機化合物の合成原料などに広く用いられる。メタン酸。

コメント:遡ります

編集部:2008年7月2日付けで、鳥居烋夫『中等教育 有機化学』(1891)からの例をご紹介いただいていますが、さらに、11年さかのぼることになります。

著書・作品名:病理総論 巻二

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1880年

著者・作者:著述兼出版人 三宅 秀

掲載ページなど:245ページ

発行元:著述兼出版人 三宅 秀