日国友の会

かまいたち【鎌鼬】

読者カード 用例 2015年04月13日 公開

2014年07月24日 ryhrtさん投稿

用例:関八州のあひだに、鎌いたちとて、あやしき事侍べり。旋風吹おこりて、道行人の身にものあらくあたれば、股のあたり竪ざまにさけて、剃刀にて切たるごとく口ひらけ、しかもいたみはなはだしくもなし。
『『伽婢子2』(平凡社・東洋文庫)』 1666(寛文6年)年 浅井了意
語釈:〔名〕突然皮膚が裂けて、鋭利な鎌で切ったような切り傷ができる現象。気候の変動で空中に真空部分が生じたとき、これに触れた人体内の空気が、一時に平均を保とうとするために起こるといわれる。昔は目に見えないイタチのしわざと考えられたところからいう。越後の七不思議の一つに数えられ、信越地方に多い現象。鎌風(かまかぜ)。かまえたち。《季・冬》

コメント:用例が遡ります。

編集部:第2版では、俳諧『昼礫』(1695)からの例が早いのですが、さらに、29年さかのぼることになります。

著書・作品名:『伽婢子2』(平凡社・東洋文庫)

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1666(寛文6年)年

著者・作者:浅井了意

掲載ページなど:54ページ

発行元: