かまいたち【鎌鼬】
読者カード 用例 2015年04月13日 公開
| 用例: | 関八州のあひだに、鎌いたちとて、あやしき事侍べり。旋風吹おこりて、道行人の身にものあらくあたれば、股のあたり竪ざまにさけて、剃刀にて切たるごとく口ひらけ、しかもいたみはなはだしくもなし。 |
|---|---|
| 『『伽婢子2』(平凡社・東洋文庫)』 1666(寛文6年)年 浅井了意 | |
| 語釈: | 〔名〕突然皮膚が裂けて、鋭利な鎌で切ったような切り傷ができる現象。気候の変動で空中に真空部分が生じたとき、これに触れた人体内の空気が、一時に平均を保とうとするために起こるといわれる。昔は目に見えないイタチのしわざと考えられたところからいう。越後の七不思議の一つに数えられ、信越地方に多い現象。鎌風(かまかぜ)。かまえたち。《季・冬》 |
コメント:用例が遡ります。
編集部:第2版では、俳諧『昼礫』(1695)からの例が早いのですが、さらに、29年さかのぼることになります。
著書・作品名:『伽婢子2』(平凡社・東洋文庫)
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1666(寛文6年)年
著者・作者:浅井了意
掲載ページなど:54ページ
発行元:
