日国友の会

ころがす【転】

読者カード 用例 2013年10月17日 公開

2013年06月16日 古書人さん投稿

用例:「字余」は何程長くても、巧に喉頭で所謂ころがすといふのを用ひて、全く正格の都々一と同じ節に唄ふ。
『雑録(文藝倶楽部(第3編)より)』 1895年4月20日 小石川 思案外史口述
語釈:〔他サ五(四)〕(「ころがる(転)」の他動詞)(6)いい声で歌を口に出す。

コメント:解釈6とは少し意味が異なります。演歌でも歌う方法として喉を転がす唄い方があります

編集部:第2版では、尾崎紅葉『冷熱』(1894)から「『悪く言はれりゃ腹が立つ』と寂びた吭(のど)で寸許(ちょっぴり)転(コロガ)す」が引かれています。

著書・作品名:雑録(文藝倶楽部(第3編)より)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1895年4月20日

著者・作者:小石川 思案外史口述

掲載ページなど:183ページ

発行元:博文館