げんろくじだい【元禄時代】
読者カード 用例 2013年09月24日 公開
| 用例: | 文運駸々として文物典章兼備ったる明治時代の頭脳と元禄時代(げんろくじだい)の頭脳とは、素より言ふ迄もなく進歩して居るに違いない。 |
|---|---|
| 『雑報(「文藝倶楽部」(第三編)より)』 1895年3月25日 思案外史口述 | |
| 語釈: | 江戸中期、五代将軍徳川綱吉の時代。元祿年間(一六八八~一七〇四)を中心にその前後約三〇年間をいう。幕府の権威の最も盛んな時期で文治政治を展開。農業、商業の発展、町人の台頭がみられ、学問、文化に清新な気風がみなぎり、華美な元祿文化が開化した。一方、生類憐みの令が強行され、側用人柳沢吉保の重用、勘定奉行萩原重秀の放漫支出により幕府財政は窮乏し、貨幣改鋳、年貢増徴などの政策がとられ、次第に不健全さがあらわれる時代でもあった。 |
コメント:遡ります
編集部:2007年9月17日付けで、明治書院編輯部編『高等女子読本参考書』(1909)からの例をご紹介いただいていますが、さらに、14年さかのぼることになります。
著書・作品名:雑報(「文藝倶楽部」(第三編)より)
媒体形式:雑誌
刊行年(月日):1895年3月25日
著者・作者:思案外史口述
掲載ページなど:163ページ
発行元:博文館
