日国友の会

りっすいのよちもない【立錐の余地もない】

読者カード 用例 2013年09月13日 公開

2013年05月15日 古書人さん投稿

用例:新京極(しんきゃうごく)は立錐(りっすゐ)の余地(よち)だもなく賑合ひ、何れの興行物も非常の大入遊郭及び料理屋ハ、昨年に比して平均二割方の不景気なりしが、
『雑報(「文藝倶楽部」(第壱編)より)』 1895年1月25日
語釈:錐を突き立てるほどの狭い土地もない。人や物が密集しているたとえ。

コメント:「立錐の余地」の事例です

編集部:第2版では、漢籍を含めて5例中4例までが「立錐の地もない」の例で、「余地」は、横光利一『家族会議』(1935)の例一例のみとなっています。それよりも、さらに40年さかのぼることになります。

著書・作品名:雑報(「文藝倶楽部」(第壱編)より)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1895年1月25日

著者・作者:

掲載ページなど:236ページ

発行元:博文館