日国友の会

さつまびわ【薩摩琵琶】

読者カード 用例 2013年09月11日 公開

2013年05月12日 古書人さん投稿

用例:薩摩琵琶は相許し候ふ。
『雑録(「文藝倶楽部」(第壱編)より)』 1895年1月25日 山の奥人
語釈:〔名〕琵琶を伴奏とする語り物音楽。また、その伴奏に用いる楽器。戦国時代に薩摩の島津忠良が士気振興のため、道徳的な歌詞を作り、盲僧に作曲させ、藩の子弟に歌わせたのにはじまる。安土桃山時代から江戸初期にかけて戦記物語に取材するものが多くなり、剛健な音楽となった。現在、正派・錦心流・錦(にしき)琵琶の三派があり、近世琵琶音楽の一大勢力。楽器は、全長約九一センチメートルで海老尾(えびお)は大きく、四弦四柱(じ)。錦琵琶は五弦五柱。ひざの上に斜めに立てて、扇形に開いた大型の撥(ばち)で奏する。

コメント:遡ります

編集部:第2版では、小栗風葉『恋慕ながし』(1898)からの例が早いのですが、さらに、3年さかのぼることになります。

著書・作品名:雑録(「文藝倶楽部」(第壱編)より)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1895年1月25日

著者・作者:山の奥人

掲載ページなど:198ページ

発行元:博文館