コンデンサーレンズ
読者カード 項目 2025年06月09日 公開
用例: | 照明用のコンデンサー・レンズの調整をしてゐたら、 |
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『自然の惠み―少國民のための新しい雪の話―』 1951年 中谷宇吉郎 | |
語釈: | 〔名〕(英 condenser lens)「しゅうこうレンズ(集光—)」に同じ。 |
コメント:投稿例(1969)よりもさかのぼります。デジタル大辞泉「コンデンサーレンズ」は、「⇒集光レンズ」となっています。文末に「(昭和二十五年十一月稿、二十六年五月加筆)」とあり、中谷宇吉郎随筆選集第二巻(昭和四十一年八月二十日第一刷発行 昭和四十一年十一月二十日第三刷発行)428ページに「昭和二十六年五月」とあります。
編集部:2018年7月27日付けで、古書人さんに、井上勅夫『近代応用電子工学』(1969)の例をご紹介いただいていますが、さらに、18年さかのぼります。ちなみに、第2版の「集光レンズ」の語釈は「(レンズは 英 lens)光学器械のうちで、光を集めるために用いられるレンズ、またはレンズ系。焦点距離に比べて口径が大きいのが特徴。映写機、投光器などに用いられる」となっています。
著書・作品名:自然の惠み―少國民のための新しい雪の話―
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1951年
著者・作者:中谷宇吉郎
掲載ページなど:197ページ本文3行目〔日本のこころ、昭和二十六年八月十五日 發行〕
発行元:文藝春秋新社