ラジアン
読者カード 用例 2025年05月10日 公開
用例: | ラディアン(radian)圓の半徑の長さに等しい弧が圓の中心においてなす角。 |
---|---|
『科學用語辭典』 1951年 矢島祐利 石田周三 編 | |
語釈: | 〔名〕(英 radian)《ラディアン》角度の単位の一つ。角の頂点を中心とする任意の半径の円周から、その角が切り取る弧の長さと半径との比で角の大きさを定め、弧の長さと半径が等しいときの角の大きさを一ラジアンとする。一ラジアンは六十分法の約五七度一七分四五秒に相当する。弧度。 |
コメント:第二版の用例(1888、ラヂアン)、投稿例(1918、ラヂアン)よりも新しいですが、異なる表記である「ラディアン」の例がないので。項目名からの例です。
編集部:「ラジアン」の異形《ラディアン》の例はご紹介いただいた例が初めてということになりますね。
著書・作品名:科學用語辭典
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1951年
著者・作者:矢島祐利 石田周三 編
掲載ページなど:72ページ左15行目〔科學用語辭典 アテネ文庫153、昭和二六年五月二〇日 發行〕(国立国会図書館デジタルコレクション)
発行元:弘文堂